緊張と緩和と臆病と大胆

書きたいことだけ

猛烈に眠い

引っ越した。
一歳時の面倒を見ながら引っ越しのあれこれをこなすのはとても大変だ。
というか全然こなしてない。
新居はまだまだ散らかっている。
引っ越しの回数が多い上に、物も多いので毎回大変なことになる。
引っ越しのたびに収納の容量が変わるし、前の家ではうまいこと納まっていた家具が意味不明にはみ出したりするから、途方に暮れてカラーボックスとかスチールラックを買い足さないとどうにもならない。
それも、今回はニトリ、前回はコーナン、その前はコメリ、その前はジョイフル本田、みたいにとにかく最寄りのところでテキトーに買うので、我が家には微妙に色や大きさの違うカラーボックスが無秩序に溢れている。
こんまりが泣いて助走つけながら殴るレベルである。
俺だってモノトーンで統一された、無駄なもの一つない部屋に住みてえよと泣きたい。
でも20年分のディズニーグッズとか電子書籍でも買ってるのに紙でも買った漫画とか謎の雑貨とかがあるから無理だ。あとベビー&キッズ用品もあるから無理だ。主たる原因は私の方だ。

基本的に社宅に住むことにしており、こちらに選択の余地はないのだが、どの家、どの部屋にも良いところと悪いところがあった。
今回の家だが、私の部屋となった和室の床がすり鉢状にへこんでおり、壁際に設置したタンスがものすごく傾いている。
トリックアートみたいだけど現実だった。
あとお風呂が薄暗くて辛気くさくてお湯がなかなか出ない。
囚人の風呂じゃねえか。
あとエレベーターに女性の裸体とか男性器の落書きが施されており、それを消そうとしてなにかを塗った結果、かえって鮮やかに裸体と性器が浮き出ていた。
スラムじゃねえか。
一部住民が自治による浄化を試みるも、結局破壊と暴力がすべてを飲み込んでいくスラムじゃねえか。
そんななのに、キッチンとリビングを隔てる壁に切れ込みのように隙間が空いており、アイランドキッチン気取りである。
そこをコジャレる前にやれることがたくさんある。

悪いところを挙げすぎたけど、全体的にキレイだし(えっホントに?)広いし周りの景色もいいし、顔を合わせる住民のみなさんはいい人だし、実際のところそこまで不満はない。
不満はないとまで言うと言い過ぎた。
裸体と性器は消してくれ。
でも、まあこんなもんかと思っている。

実は、近所のスーパーが、我々の引っ越しを歓迎するかのようにハーゲンダッツ四割引セールを実施していたので、すっかり住環境に満足しているのであった。
躊躇なくハーゲンダッツを食べられる生活、最高!
こんなことで満足しているようでは、この先、平成生まれや令和生まれに馬鹿にされても仕方ないな。
「米兵にもらったチョコの味はどうでしたか?」
とか聞かれちゃうのかな。
「ああ、最高だったよ。」
とか答えると思う。

眠いので寝ます。
眠いときに文章を書くと大抵粗相をするので、人様のことは眠くないときに書きます。

おかあさんといっしょに関して一つだけ述べるなら、これですね。